最近年齢と共に体中が、痛くなり近くの温泉へ行く事が増えて来た。

先日も子供と孫を連れて近くの温泉へ。

どちらかと言うと、私はカラスの行水タイプなので、折角行った温泉でも直ぐに出て来てしまう。

いつも通り先に上がって牛乳を一気に飲み干していたら、挨拶をしてくれる人が。

何年経っても綺麗でスタイル抜群の末っ子の友達のお母さんだった。

一人で来ているのかな と思ったら、『挨拶したがぁ』との声が。

振り返って見ると末っ子の友達も来ていた。

随分久し振りで中学生以来だったと思う。

なんで挨拶しなかったと言うと、風呂上りなので当然スッピンだ。

それが恥ずかしくて挨拶出来なかったとの事。

私から言わせてもらえば、中学生以来なのだから化粧した顔を見た事がないので、恥ずかしがる事は無いのだが。

年頃の女の子は、違うもんだ。

彼女は、小学生時代から同じバレーボールのスポ少にいたので、良く知っている。

とても肩の強い子で技術を掴めば、とんでもない選手になれると思っていた。

しかし、思春期が邪魔をして中々期待通りには成長してくれなかった。

中学生でも同じバレーボールの部活に入り今度こそは・・・。と期待したが中々難しい。

当時、保護者会長とやらをやらされて 私も何とか強くしてあげたいとの思いで、厳しく接していた。

当然、子供達からは、煙たい存在だったと思う。

そんな事は、全く忘れていたある日、いつもの店に入ると元気に笑顔で挨拶をしてくる女の子が。

よ～く見ると先日、温泉で会った彼女だった。

薄っすらと化粧をしてとびっきりの笑顔で迎えてくれた。

全くの想定外のだったのもあり、中学生の時、先日の温泉で会った時の姿と比べると、心身共に成長した姿を見てとても感動した。

もう立派な社会人として自立して居る様で頼もしくさえ見えた。

今、バレーボールをやったらきっと物凄いスパイクを打つに違いない！